内藤電機株式会社は、このたび、2030 年に向けた温室効果ガス削減目標について、国際的な環境団体「SBTイニシアチブ」より中小企業向けSBT認定を取得しました。
当社は、今回認定を取得した目標の達成に向けて、引き続き、自社でのCO2削減の活動に取り組むとともに、環境負荷の少ない電気設備の提案、施工を通じて、お客様の事業活動におけるCO2排出量の削減に貢献し、今後も持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでまいります。
「SBTイニシアチブ」は、2015 年に CDP(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、UNGC(国連グローバル・コンパクト)、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)の4機関が共同で設立した国際的な団体です。
世界の気温上昇を、産業革命前の地球の平均気温と比べて、2℃を十分に下回る水準に抑え、また1.5℃に抑えることを目指すというパリ協定の目標達成に向けて、企業の科学的根拠に基づいた温室効果ガス排出削減目標の策定推進、検証、認定を行っています。
2025 年 4月時点で、世界全体では7,658社、日本国内では1,528社(内、中小企業版は1,239社)の企業が認定を取得しています。 (※)
SBTイニシアチブ Webサイト:https://sciencebasedtargets.org/
(※出典:SBTi Target Dashboard)
当社は、基準年である2023年の二酸化炭素排出量から2030年までに42%削減することを目標としています。
具体的な削減への取り組み
<SCOPE 1>・社有車の温室効果ガス排出量の少ない車種への切り替え・デジタル技術を活用し事業所や現場間の車両移動を削減・自社事業所の電気自動車充電設備の整備・燃費性能に応じた車両手当支給による従業員の低燃費車両所有の促進<SCOPE 2>・自社事業所の照明設備をLED照明器具へ交換・自社事業所の空調設備を省エネ型機器へ更新・自社事業所の太陽光発電設備の高効率パワーコンディショナへの更新・環境負荷の少ないグリーン電力等の調達